幌延ビジターセンターでは観光客の利用のための案内・情報提供と自然の解説を目的として2002年に建設されました。
タワーの向かいにあるサロベツ原野博物館の1階では湿原の仕組みや野鳥の生態などについてパネル展示・スライド等を用いて紹介しています。2階は展望室となっておりガラス貼りの室内からは長沼を見渡せるほか、無料の望遠鏡も用意され野鳥観察ができます。施設からは長沼、小沼、パンケ沼にかけて木道でできた自然探勝路が3kmほど続き、途中のデッキにあるネイチャーラベルで学習しつつ野鳥や植物などを野外で実際に観察することによって、より深く自然と触れ合うことができるようになっています。
サロベツ原野博物館の道を挟んだ向かいにある立派な鉄骨製の高さ25mの展望台からの眺めは素晴らしく一見の価値があります。
展望台からはサロベツ原野が一望できるだけでなく、オトンルイ風力発電所や利尻山まで見えます。