輸送船富山丸は、昭和19年6月29日に沖縄への兵力増強のため他の10隻の船団とともに南下中に、徳之島町亀徳沖合で米軍の潜水艦の魚雷攻撃を受け沈没しました。このときの犠牲者3,704人の冥福を祈る慰霊塔として建立されました。
高台にある岬公園の中にあります。市街からも比較的近くて車ならすぐに行ける距離のところにあります。
公園は海まで降りることもできて休憩所もあり比較的快適。香川など四国、南九州八県出身の将兵・乗組員約4600人を乗せた富山丸が、徳之島亀徳沖で米軍の潜水艦に魚雷攻撃を受け沈没し、3724人が犠牲となった場所でもあり、岬には慰霊碑が設置されています。戦争に悲惨さを物語る場所なのかもしれません。