亀津市街の北側。高台にある岬公園。市街からも比較的近くて車ならすぐに行ける距離です。公園は海まで降りることもできて休憩所もあり比較的快適です。
この岬には1944年に香川など四国、南九州八県出身の将兵・乗組員約4600人を乗せた富山丸が、徳之島亀徳沖で米軍の潜水艦に魚雷攻撃を受け沈没し、3724人が犠牲となった場所でもあり、岬には慰霊碑が設置されています。戦争に悲惨さを物語る場所なのかもしれません。
944年6月27日正午、鹿児島・都城・熊本や四国からの兵隊さん約3700人を富山丸は乗せ、沖縄戦に参戦するために、鹿児島から沖縄に向け出発しました。
しかしそのことは既に敵潜水艦により察知されており、翌々29日には徳之島亀徳沖にて米軍の潜水艦の2発の魚雷を受け、爆発し、沈没した。一瞬にして約3700人の尊い命が散りました。