駒ヶ岳ロープウェイで行く標高2,612mの中央アルプス千畳敷は、今から約2万年前に、氷河のゆったりとした流れにより浸食されて形成されたカール(半円形の窪地)で、畳を1,000枚敷いた広さがあることから「千畳敷カール」と呼ばれています。
中央アルプスの宝剣岳(標高2931m)の頂上直下にあります。
春は、春スキーと夏を待ちきれない観光客が訪れます。
夏は、カール一面に可憐な高山植物が咲き乱れ、まるで宝石箱のようです。
秋は、短い紅葉が燃えるように一気に色づく神秘的な大自然の姿に、心を奪われます。
冬は、紺碧の空と純白の冬景色が、楽しめます。
四季折々に魅力的な表情を見せてくれる、美しくも雄大な景色を求めて全国から多くの観光客が訪れます。
また木曽駒ヶ岳や宝剣岳などへの登山のアプローチともなっており、登山、トレッキングの人気により多くの人で賑わっています。
カール内の遊歩道は周遊約40分です。
カメラスポットは思わず何枚もシャッターを切ってしまう場所です。