高低差は約3メートルとささやかな落差ですが、横幅がおよそ70メートルと広く、白糸の様な流れが目の前一面に広がって流れ落ちる様が実に美しい滝です。
川の水が流れ落ちている滝とは違い地下水が岩肌から湧き出して細い糸状に幾重も降り注ぎ、この白糸の滝となっています。
上流に川がなく、滝の水は全て伏流水である為に流量が一定しており、降水の後でもあまり濁ることがなく常に清らかな水を湛えているのも特徴的です。
水は透明度が高く、日本庭園の箱庭を感じさせます。
降り注ぐ水と苔・岩のコラボレーションがなんとも言えず美しい光景です。
観光シーズンは駐車場が足りなくなり、人も多すぎて雰囲気を満喫できないので朝早く出かけてくるのがお勧めです。
12月中旬~3月まで白糸の滝から湧き出す天然水を利用し、氷点下10度以下の自然が造りだす優雅で神秘的な人工の氷柱を見ることができます。
お土産やさんには、「おやき」やイワナの丸焼き・めずらしい鹿肉の「肉まん」など信州ならではの名物が売られています。