全国有数の末社を持つ諏訪大社には、下社と上社があります。
また下社には春宮と秋宮があり、春宮の歴史は秋宮より古く、この地が下社最初の鎮座地といわれています。
季節ごとに御霊代が遷座する日本でも珍しい神事がおこなわれます。
春宮から秋宮へは「お舟祭り」が行われます。両社とも御本殿の代わりに「ご神木」があり、そこに合掌して祈祷する神社です。春宮は「杉の木」です。
春宮も、秋宮同様に女神・精霊のご神気息づく聖域で、家庭運・結婚運をもたらすパワースポットです。
新しく物事を始める方は、上社本宮とあわせて、パワーが「張る」春宮への参拝を。
春宮へは、神様が鎮座されている2~7月(冬至~夏至)がおすすめです。
春宮・秋宮は、社殿の構造・配置が同じ「対の宮」で、同じ絵図面で2人の名匠が競い合って造られたものです。
幣拝殿・片拝殿は国の重要文化財となっています。