中社は霊山・戸隠山の麓にあり、パワースポットとしても有名な戸隠神社の五社の一つです。
本宮である奥社の相殿として創建され、現在では戸隠五社の中心的な存在になっています。
祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)で、天照大神が天岩戸に隠れたとき岩戸神楽(太々神楽)を創案し、岩戸を開くきっかけを作ったとされる神です。学業成就・商売繁盛・開運・厄除・家内安全に御神徳があります。
社殿天井には平成15年に復元された狩野派の天才絵師、河鍋暁斎によって描かれた「龍の天井絵」があります。
また、境内には樹齢700年を超えるご神木、樹齢が800年を超える三本杉があり、三本杉は天然記念物に指定されています。
また、中社社殿の右側にある「さざれ滝」もパワースポットとして有名です。
中社には戸隠神社の社務所が置かれており、神前結婚式や祈祷も行うことができます。
周辺には有名な戸隠そばの店が点在しており、観光スポットとしても人気があります。