歴史
清見寺は、奈良時代に創建された臨済宗妙心寺派の寺院で、本尊は釈迦如来、開山は関聖上人です。静岡市清水区興津地区に位置し、国の史跡に指定されています。家康公が幼少期に学問のために通っていたことでも知られ、今川の人質として預けられていた時にはこの寺で過ごしたとされています。境内には多くの指定文化財があり、庭園は国の名勝に指定されています。
見どころ
清見寺は、日本十刹の七位に選ばれた名刹で、庭園や指定文化財が見どころです。庭園は家康公が愛した池泉庭園で、家康公が接ぎ木したといわれる臥龍梅も見ることができます。また、各々異なった表情の石仏・五百羅漢が並ぶ山裾も必見です。境内には梵鐘や山門、書画など多くの指定文化財があり、宋版石林先生尚書伝も鑑賞できます。