東京都港区にある面積43070平方メートルの都立庭園です。
江戸時代の老中大久保忠朝の上屋敷の大名庭園「楽寿園」を起源とする回遊式庭園です。
当初は海に面していて潮入りの庭でしたが、現在は周囲の埋め立てにより海水の入ってはいません。
のちに1876年に宮内庁所轄となり「芝離宮」、関東大震災後1924年東京市に譲られ、旧芝離宮恩賜庭園として開園しました。1979年に「国の名勝」に指定されています。
庭園の藤棚は4月末頃見頃を迎えます。
数々の名石が用いられ、根府川山や中島の石組は一見の価値があります。