千葉県南房総市大井地区(嶺岡)にあります。
戦国時代、安房の国は里見氏軍馬を育てるため、嶺岡に牧場を作りましたが、1614年嶺岡は幕府の直轄牧場になり、馬の放牧を行っていました。
将軍吉宗は牧場の経営を積極的に行い馬の改良にも力をいれ、1728年馬と一緒に「白牛」を輸入したことが記録に残っています。当時「白牛酪」という乳製品を作り販売していたことから「日本酪農発祥の地」と言われています。
現在園内の牛舎にて日本では珍しい白牛が飼育されています。ウェルカム広場では牛の胃の形の小山やベンチがある芝生の広場がありヤギを見ながら休憩できます。
酪農資料館では千葉の酪農の歴史を知ることができます。