栃木県栃木市万町の旧例幣使街道沿いに建つ『山本有三ふるさと記念館(やまもとゆうぞうふるさときねんかん)』は、平成9年(1997)に創立。『路傍の石』や『女の一生』などの名作で知られる大正から昭和にかけて活躍した日本の小説家及び劇作家、政治家であった《山本 有三(やまもと ゆうぞう、1887年(明治20年)7月27日 - 1974年(昭和49年)1月11日)》に関連する資料を収蔵・展示する施設。
切妻造・平入,総2階建,正面下屋庇付,黒漆喰塗の重厚な土蔵造で構成される風情ある建物の南棟は登録有形文化財に指定。館内には山本 有三の愛用した机・椅子・直筆原稿から関連する各種資料や作品を展示。またビデオ資料は有三の生き様や魅力が伝わる内容となっている。