太陽の塔
地図
「芸術は爆発だ」で知られる岡本太郎が制作した、大阪万博を代表するシンボル
Q1が制作した芸術作品であり建造物である。
Q1の代表作の1つである太陽の塔は、大阪万博のテーマ館のシンボルとして建造され、万博終了後も引き続き
p_spot=636">万博記念公園に残された。
- 昭和時代の出来事
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1970年に大阪府吹田市で開催された日本万国博覧会のシンボルとして建てられた
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太陽の塔は岡本太郎の代表作の1つ
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内部は中空になっており、「生命の樹」と呼ばれる巨大なモニュメントが中心に位置している。万博開催中はパビリオンのひとつとして塔の内部に入ることができ、音楽やナレーションを聞きながら鑑賞した。
当時のテーマ館の中心に「太陽の塔」がシンボルとして存在した
テーマ館の中心にあった万博のシンボル「太陽の塔」
テーマ館は、地上、地下、空中の3層にわたる展示空間で、博覧会のテーマである「人類の進歩と調和」を最も表現する場でした。テーマ館の中心「太陽の塔」は、博覧会会場のシンボルとして人間の尊厳と無限の発展を表現したもので、約70mの高さで大屋根を貫いてそびえ立ち左右に腕を広げて会場を訪れた人々を迎えました。
その地下部門となる「調和の広場」の地下部分では、「生命の神秘」をテーマに進歩や調和の根源にある混とんとした原始的な体験を、地上部門では、「現代のエネルギー」をテーマに人間の生き方の多様さ、そのすばらしさや尊厳を、そして大屋根の空中部門では、「未来の空間」をテーマに人間尊重の未来都市の姿をそれぞれ表現していました。
芸術家の岡本太郎が制作した代表的な芸術作品であり建造物
岡本太郎
1929年(昭和4年)から1940年(昭和15年)までフランスで過ごす。
抽象美術運動やシュルレアリスム運動と直接関わった。
第二次世界大戦後、日本で積極的に絵画・立体作品を制作するかたわら、縄文時代や沖縄のプリミティブな美術を再評価するなど、文筆活動も精力的に行った。
雑誌やテレビなどのメディアにも積極的に出演した。
「太陽の塔」の誕生
1970年(昭和45年)に大阪で万国博覧会が開催されることが決まり、主催者(国)は紆余曲折の末、シンボル・タワーの制作を岡本太郎に依頼した。
太郎は承諾すると、「とにかくべらぼうなものを作ってやる」とひたすら構想を練った。
そうして出来上がったのが巨大なシンボル・タワー『太陽の塔』である。
これは、当時の知識人たちから「牛乳瓶のお化け」「日本の恥辱」などと痛烈な批判を浴びた。
しかし太郎は、「文明の進歩に反比例して、人の心がどんどん貧しくなっていく現代に対するアンチテーゼとしてこの塔を作ったのだ」と反論した。
「国の金を使って好き勝手なものを造った」という批判に対しては、「個性的なものの方がむしろ普遍性がある」と反論した。
主催者が塔の内部に歴史上の偉人の写真を並べるつもりだったが、太郎は「世界を支えているのは無名の人たちである」として、無名の人々の写真や民具を並べるよう提言、実現させた。
塔の目の部分をヘルメット姿の男が占拠すると、万博中止を訴えたアイジャック事件の際には狂喜して、居合わせたマスコミに対し「イカスねぇ。ダンスでも踊ったらよかろうに。自分の作品がこういう形で汚されてもかまわない。聖なるものは、常に汚されるという前提をもっているからね」と言った。
構造
黄金の顔にある目が光る
万博当時は、黄金の顔の目にはサーチライトのように光を放つキセノン投光器が取り付けられ、万博期間中は、博覧会協会が運輸省(現・国土交通省)に特別な許可を得て期間限定で点灯していた。
万博終了後に、雨漏りによって地下室が浸水し電気系統が故障し、また、近隣に位置する大阪国際空港を利用する飛行機の発着に支障をきたす可能性があることなどの理由により、点灯されることはなかったが、2004年に行った愛・地球博のイベントでは、外部からコードで引き込んだ自動車用のライトとバッテリーを用いて、一時的に点灯が行われた。
また、2010年3月27日からは、日本万国博覧会開催40周年記念事業の一環として、日没から23時まで毎夜点灯されることとなった。なお、投光器は、大阪国際空港を発着する飛行機の運航に支障が出ないよう、計148個のLEDを使用した輝度の低いものに交換されている。
「太陽の塔」の内部
中空になっており、「生命の樹」と呼ばれる巨大なモニュメントが中心に位置している。
万博開催中はパビリオンのひとつとして塔の内部に入ることができ、さながら胎内巡りの様に音楽やナレーションを聞きながら鑑賞するという趣向になっていた。
太陽の塔内の見どころ
太陽の塔に行ったらぜひ見ておきたい、太陽の塔内にあるお勧めのスポットを紹介しています。
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太陽の塔に関するクイズ
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太陽の塔のイベント情報
太陽の塔で開催されるイベントの情報です。
今までに行ったことのある観光地も、イベントのある時期に行ってみると新しい発見と楽しみがあるかも。
太陽の塔のレビュー一覧
異物感がハンパないです。だがそれがいい。
2013-11-25 23:44:31
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