中之島公園内の一角にあり、世界的にも有名な東洋陶磁の宝庫「安宅コレクション」を住友グループ21社より寄贈され、1982年に大阪市が設立した美術館。
その後、在日韓国人の李秉昌(イ・ビョンチャン)氏から多くの韓国陶磁が寄贈され現在に至る。
国宝に指定されている油滴天目の茶碗、飛青磁の花生の2点と、青花蓮池魚藻文の壷や青磁の童女形水滴など重要文化財13点を含む約4000点の館蔵品は、東洋陶磁器のコレクションとしては世界一級のもの。
自然採光を利用した展示室では、柔らかな太陽の光に包まれた美しい陶磁器を見ることができる。
ビデオによる詳しい解説もある。
常設展のほか、さまざまな企画展も開催。