愛媛県新居浜市にある『別子銅山記念館(べっしどうざんきねんかん)』は、昭和48年(1973)に閉山した日本三大銅山の一つである別子銅山を記念して昭和50年(1975に)創立。元禄年間から約280年もの長きにわたって日本の貿易・産業を支えた別子銅山の歴史や技術を紹介する記念館。
建物は、鉱山坑内を彷彿させる独特の半地下構造が特徴。また屋根に1万本、敷地内には3000本のサツキが植えられており、多くの人に親しまれているサツキの名所として有名。
館内は、泉屋・歴史・地質鉱床・生活風俗・技術の5コーナーで構成。江戸時代、五代将軍・徳川綱吉の時代に開坑した別子銅山の歴史がわかる採掘道具、文献など、約300点を見ることができる。またドイツ、クラウス社から購入した、日本最初の山岳鉱山専用鉄道である「別子1号」の蒸気機関車6台を保存・展示されています。