明治35年県下最初の公園として整備された滋賀県大津市の長
等山のふもとにある『長等公園』。琵琶湖疏水方面からも徒
歩5分ほどの場所にあるため琵琶湖の眺めもすばらしく、ま
た市街地に隣接した自然の森として多くの市民の憩いの場と
なっています。
公園敷地内には《三橋節子美術館》や大津の歴史の先人《平
清盛》の弟の《平忠度》が平家都落ちの際に「さざ浪やしが
のみやこはあれにしをむかしながらの山ざくらかな」と詠ん
だと伝えられている貴重な《句碑》が見られます。
また《ヤマザクラ、ソメイヨシノ》のサクラが、約900本植
栽されており、桜の名所としても有名。桜の咲く4月上旬か
ら中旬のシーズンには、公園全体が薄紅色に染まりとても美
しい光景を見ることができます。