「道の駅 宇陀路室生」は奈良県と三重県の県境に位置する道の駅で、古くから大和と伊勢の交易があり、伊勢街道宿場町の名残が漂う地域にあります。
歴史街道メインルートに国道165号が指定され、古代史ゾーンに位置する道の駅でもあります。
建物は、室生寺のもつ美しさをヒントに、鳥が飛び立つ「飛翔」をイメージした建物で、木々の林立を表現した内部空間、二方向を全面ガラス張りにした大胆なデザインです。
イベント広場は、彫刻家井上武吉の意匠デザインの球体彫刻が配置され、広場全体がモニュメントであり、「my sky hole 地上への冥想 室生」の名称がつけられています。
また建物と広場は回廊をイメージして列柱が並んでいます。
建物内部は「食べる」「触れる」「知る」「交わる」ことをキーワードに、欧風料理の味が楽しめる「食材供給コーナー」、村の特産品などを販売する「物産販売コーナー」、観光や地域の情報を提供する「情報案内コーナー」から構成されています。