兵庫県神戸市北野町にある『山手八番館(やまてはちばんかん)』は、大正時代、サンセンの自邸として建設された建物を利用した「彫刻・仏教美術・世界の彫塑・版画」を収蔵・展示する施設。
施設建物は、塔状の家屋が3つ連なるチューダー風の三連塔屋が特徴的。特に入口上部のステンドグラスは美しく是非注目して欲しいポイントのひとつ。
館内の壁には、世界に名を残すロダン、ルノアール、デューラー、ホガース、ブールデルの作品や希少なブロンズ作品・彫刻・仏教美術など数多く展示。
特に重厚な彫刻を施された1対の椅子「サトゥルヌスの椅子」は、通称 「サターンの椅子」 と呼ばれ、座ると願いが叶うと有名。毎日多くの人が訪れる人気の彫刻となっている。