古代史を飾る重要な古墳や旧跡が多くあり、奈良県桜井市の「 金屋の石仏 」前に建つ『喜多美術館 《きたびじゅつかん》』は、昭和63年(1988)に創立。創設者である喜多才治郎( 平成17年9月9日没 )が長年かけて収集した西洋近現代美術を主に収蔵・展示する施設。
施設本館には「ルノワ-ル、ゴッホ、キリコ、佐伯祐三、藤田嗣治から、ラウシェンバーグ、ウォーホル」の作品を始め、平成6年にはヨーゼフ ・ ボイス、マルセル ・ デュシャンの作品を展示する「ボイスとデュシャンの部屋」を開設。古い酒蔵を改造し平成8年9月から漆器、 陶器を主軸に公開。また平成11年には年6回企画展 や特別展を開催する 本館の南西側に新館を建設。見応え充分の美術館となっている。