奈良県大和郡山市に位置する『郡山金魚資料館』は、郡山の
金魚に関する錦絵、飼育所、及資料を見学することのできる
施設。★管理・運営は、やまと錦魚園。
大和郡山の金魚は、郡山城の藩主として訪れた《柳沢吉里》
が持ち込んだのが始まり。以後、江戸末期から明治初期にか
けては農家の副業、下級武士の内職として養殖されていたと
伝えられています。
今現在、養殖農家約85戸、養殖面積120haで、年間生産量は
約8000万匹の全国シェアの約60%を占めるまでに成長した大
和郡山の金魚。館内には金魚の原種である「ひぶな」~高級
金魚、珍しい金魚までが泳ぐ金魚の水族館があり子供達に大
人気。また金魚の歴史がわかる錦絵や書物なども展示され、
毎年春と秋の2回、展示即売も開催されています。