お茶で有名な京都府宇治市にある藤原氏ゆかりの寺院。
近くの通りにはたくさんのお茶屋さんが軒を連ねていて、
観光のあいまにお茶を飲みながらゆっくりと休憩するのもいい。
この辺りは、平安時代初期から貴族の別荘がたくさん営まれていた別荘地だった。
平等院は嵯峨天皇の皇子であった源融(みなもとのとおる)の別荘だったものを藤原道長が購入したもので、
十円玉の表に描かれていることでも非常に有名。
平等院は「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。
池を挟んで眺めることができる、
本尊阿弥陀如来像を安置する中堂、左右の翼廊、中堂背後の尾廊の計4棟が
「平等院鳳凰堂」として国宝に指定されている。
さらに、鳳凰堂の上に立つ鳳凰は1万円札の絵柄としてもデザインされている。