沖縄県の宮古空港から車で約10分の位置にある『宮古島市熱帯植物園』は、12万平方メートルの広大な敷地に、沖縄各島に原生する樹木種約1,600種、樹木本数約4,000本を生育。野鳥や小動物の観測ポイントとしても有名な宮古島最大の植物園。
植物園のある土地は、戦前、琉球松の老木密林地域だったのですが、かつての日本軍が、陣地構築のため琉球松を伐採。わずかな琉球松や木麻黄などの残存木だけの、不良林地として時は流れ、都市公園計画決定により昭和42年4月から本格的に造園に着手しました。
今現在の広大な公園内では、亜熱帯特有の色彩豊かな花々が生息。また、野鳥や小動物の観測ポイントや、美しい蝶の舞う姿が見られるとして有名。他にも高さ約10メートルの展望台もおすすめ。南国のゆったりとした時間を満喫できる人気の施設です。