正式名は「平野天満天神社」と呼びます。
永禄元年(1557)8月に
京都北野天満宮より御分霊を奉戴され、山中湖村平野の産土神社として鎮座されました。
学問の神様である「菅原道真」と、武勇・医療・産業・五穀豊穣の神「須佐之男命」が祀られています。
文武ともに御神徳のある神社として崇拝されています。
かつて戦国時代には、甲斐の武田氏の祈願所として、小田原の北条攻めの際にはここで作戦を立てたといわれています。
毎年7月14・15日に行われる例大祭ではお神輿が平野地区内を練り歩き、「天岩戸神楽」が辻ごとに舞われます。
江戸時代から伝承される「天岩戸神楽」は、雌獅子神楽で女らしく膝頭を付け内股で舞うのが特徴で、山中湖村の無形文化財にも指定されています。