歴史
大石林山(だいせきりんざん)は、沖縄県国頭村にある観光施設で、株式会社南都が運営しています。この地域は、2億5千万年前に海底で形成された石灰岩が地殻変動によって地表に現れたもので、現在の大石林山となっています。神々が降臨した沖縄最初の聖地とされ、60か所もの拝所が存在し、信仰の対象となっています。その中でも「生まれ変わりの石」は特に人気があり、一度くぐると過去の悪いものを払い、二度目でリセット、三度目で生まれ変わるとされています。沖縄本島最北端の辺戸岬に近く、やんばる国立公園の一部として、多くの観光客が訪れています。
見どころ
大石林山は、やんばる国立公園内にあり、国内最大級の照葉樹林が広がる自然の宝庫です。ここでは、2億5千万年前の石灰岩が侵食されてできた「熱帯カルスト地形」を見ることができます。また、ヤンバルクイナなどの固有の動植物も豊富に生息しています。大石林山は、創造神アマミキヨが最初に作った聖地「安須杜(あしむい)」の一部であり、沖縄本島北部を代表するパワースポットです。2012年にはシンガーソングライターの松任谷由実さんが、パワースポットを紹介する雑誌企画で訪れ、全国的に有名になりました。観光客は、自然の中で神秘的な体験を楽しみ、心身のリフレッシュを図ることができます。