沖縄県、那覇から車で約50分。読谷村山中にある『やちむんの里』は、沖縄の生活用品として定着しているだけでなく人気の観光土産になっている焼き物『やちむん』の魅力が伝わる施設。
「やちむん」とは沖縄方言で焼物のこと。沖縄が琉球王国と呼ばれていた400年以上も昔の1600年頃、中国やタイといった外国と交易を行なっていた際に、海外から陶磁器が豊富に持ち込まれ、焼き物の技術が発展したのが「やちむん」のルーツ。
オレンジ屋根と沖縄の広く大きな空がマッチした施設内では「やちむん」を焼く迫力の「登り釜」を見ることが・・。そして「やちむん」は1点もの。付けや削りの入れ方の技法、土の質や釉薬の種類、その年の天気や湿度によって微妙に違う焼き物はとても魅力的です。