会津の総鎮守として2,000年もの歴史を誇る神社です。
このあたりの「会津」という知名は、東北道各地を平定した四道将軍の父子が、この地で出会ったことからそう呼ばれるようになったと伝えられています。
その時に、国土開拓の神様であるイザナギノミコト、イザナミノミコトの二神を御神楽岳に奉斎したことから「伊佐須美神社」と名づけられました。
境内には、御神木の「薄墨桜」があります。
1つの枝で違う時期に一重と八重の桜が咲く珍しい桜。
境内にただよう桜の香りが特徴的で、「会津五桜」の1つにも選ばれています。
神社には国重要文化財「朱漆金銅装神輿」や県重要文化財「木造狛犬一対」が保管されています。
毎年7月12日には「御田植祭」が開催されます。
伊佐須美神社の田植え祭りは、三重県伊勢神宮の朝田、愛知県熱田神宮の夕田と並ぶ田植祭の一つとされています。
毎年6月15日~7月5日には「あやめ祭り」を開催。
150種10万株のあやめが色とりどりに咲き誇り、多くの観光客を魅了しています。