旧海軍司令部壕は、昭和19年(1944年)日本海軍設営隊(山根部隊)によって掘られた司令部壕で、当時は450mあったと言われて います。カマボコ型に掘り抜いた横穴をコンクリートと杭木で固め、米軍の艦砲射撃に耐え、持久戦を続けるための地下陣地で、4000人の兵士が収容されていました。戦後しばらく放置されていましたが、数回に渡る遺骨収集の後、昭和45年(1970年)3月、観光開発事業団によって司令官室を中心に300mが復元されました。現在もそのまま残されています。戦争の悲惨さを感じる事が出来、平和を祈る事を感じるスポットです。
豪はそのままですが、周辺は海軍壕公園として整備されています。公園には展望台や遊具がありあって地域住民の憩いの場として利用されています。
公園は高台に位置。東シナ海や那覇市街、首里城が見渡せます。とくに夕日の時刻になると地域住民や観光客で賑わいます。