福岡県朝倉郡東峰村にある『小石原焼伝統産業会館(こいしわらやきでんとうさんぎょうかいかん)』は1998年にオープン。福岡藩3代藩主《黒田光之》が伊万里から陶工を招いて窯場を開いたのを始まりとして約400年の歴史を持ち、日本で最初に伝統的工芸品に指定された「小石原焼」の歴史や技術・技法の紹介及び小石原焼の窯元50軒の代表作を収蔵・展示する施設。
館内では「小石原焼」の江戸初期の寛文5年(1665年)に最初の窯が築かれてからの歴史や伝統を紹介する展示室を始め、小石原焼を作ための様々な原料・材料や道具を展示する展示室や、50軒の窯元の新作や代表作を展示する展示室を設置。また大河ドラマ「軍師官兵衛」でおなじみの黒田藩の御用窯「高取焼」も必見。
その他、2008年に完成した登り窯の見学や、気軽に陶芸体験ができる体験教室もおすすめ。「小石原焼」の魅力が存分に体感できる人気の施設となっている。