福岡県うきは市の吉井の町並みにある『居蔵の館』は、重厚
な町並みを形成した土蔵造りのなかでも、完成度の高い居蔵
家として評価が高い、昔から残る独特の白壁土蔵造りの家屋
のひとつ。★平成8年度に国土交通省街並み環境整備事業に
より、一般公開。
建物は、明治時代、「酒造、菜種の製油」など農産物の加工
品を製造、販売をてがけ、財をなした大地主の分家の住居と
して、明治時代の末期に建てられたもの。「壁、瓦屋根、軒
の裏」すべて漆喰で塗り込められているのが特徴。また2階
の窓は鉄製の扉、外部から延焼しにくい構造となっている。
また事前予約することで、「会議、レクリエーションの場」
として使用することも可能となっています。