福岡県福岡市中央区城内にある『鴻臚館（こうろかん）』は、7世紀後半～11世紀まで、商客らを迎え入れたとされる外交のための迎賓館の遺構や大陸外交の歴史、交易品を収蔵・展示する施設。
「鴻臚館」の遺構は、昭和62年（1987）の平和台球場外野席改修の際に発見。翌年には発掘調査が行われたことで有名。また遺構は、かつて安京（京都）、難波（大阪）、筑紫（福岡）の3カ所のみに設けられたとされ、唯一遺跡が確認されているのが、福岡県福岡市のみ。
施設内には、平安時代の鴻臚館の遺構を保存・公開。また1000年前の国際交流を物語る、発掘調査時に発見された焼物、朝鮮半島の陶器、ペルシアのガラス器西、アジアのガラス製のコップ、イスラム産の焼物などを多く見ることができます。
鴻臚館跡展示館内の見どころ
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