福岡県福岡市にある櫛田神社は、大幡大神(櫛田大神)、天照皇大神、素盞鳴大神(祇園大神)を祭神とする神社です。
天平宝字元年(757年)創建、戦国時代に荒廃しましたが、天正15年(1587年)、現在の社殿が造営されました。
境内には、博多祇園山笠の飾り山が常設されているほか、境内入り口付近には樹齢約1000年の「櫛田の銀杏」があります。
7月には博多祇園山笠、10月には博多おくんちなどの祭事が行われています。
また、神社の一角に「力石」というものがあります。力石は力だめしをする石のことなのですが、
その由来は神霊の依坐である石を持ち上げることで豊凶・天候・武運等の神意を伺う石占の信仰に遡ると言われています。歴代の横綱が持ち上げた力石を見て触ることができます。
夫婦恵比寿神社も併設されており、事代主玉串比貫(コトシロヌシタマグシヒメ)が祀られています。夫婦円満、商売繁盛、開運、良縁、大漁、航海安全の神様です。