歴史
慶長5年(1600)に徳川家康によって創設された、東海道の通行人を調べるための関所が、現在の「新居関跡」です。鉄砲や女性は厳重な取り調べを受けたことから、「入鉄砲に出女」とも呼ばれました。建物は江戸時代後期のもので、全国で唯一現存する関所跡として、国の特別史跡に指定されています。
見どころ
併設する「新居関所史料館」では、関所ゆかりの資料や街道・交通史関係資料等の常設展示や、期間限定の企画展示、イベントを開催しています。また、VRを体験することもできます。関所構内の復元整備にも力を入れており、「女改之長屋」と呼ばれる女性の取り締まりを行う住居も一般公開しています。歴史的な建物や資料だけでなく、体験やイベントも楽しめるスポットとなっています。