歴史
金時山は、箱根外輪山の北に位置し、日本三百名山のひとつに数えられる山です。山名の由来は、源頼光の家臣である坂田金時の逸話によるものとされています。また、古くは「猪ノ鼻山」「猪鼻岳」と呼ばれていました。金時山の始まりは約35~27万年前の火山活動によると推測され、粘性のある安山岩質溶岩が積み重なり、鋭い山容をしています。山頂には、金時神社が祀られています。
見どころ
金時山は、周囲の山よりも高く、山頂からは富士山を含めた雄大な景色を楽しめます。山頂付近は植生が少なく、草原のような景色が広がっています。また、山頂にある金時神社は、古くから信仰されており、歴史や文化的な価値があります。山の中腹には「金時山登山口」というバス停があり、比較的アクセスもしやすいため、多くの人に親しまれています。金時山周辺は、富士箱根伊豆国立公園に指定されているため、自然が豊かで、季節ごとに異なる景色を楽しむことができます。