歴史
大船観音寺は、神奈川県鎌倉市岡本一丁目に位置する曹洞宗の寺院です。通称「大船観音」と呼ばれ、全長約25メートルの巨大な白衣観音像で知られています。この寺院は、1929年に地元の有志たちによって建立が始まり、世界恐慌や戦争による困難な時期を経て、約30年の歳月をかけて完成しました。
見どころ
大船観音寺の最大の見どころは、約25メートルの高さと重さ1915トンの白衣観音像です。美しい表情をした観音像は、鎌倉市内の大船の町からも見ることができ、鎌倉大仏よりも高く迫力があります。また、観音像の胎内に入ることができ、建立の経緯や完成までの30年間の軌跡を知ることができます。さらに、寺内には世界平和を願って配置された千体仏もあり、整然と並ぶ様子も見応えがあります。