神奈川県鎌倉市鎌倉の閑静な住宅街の中にある『棟方板画美術館(むなかたばんがびしゅつかん)』は、1975年(昭和50年)に開館。20世紀の美術を代表する世界的巨匠の一人《棟方 志功(むなかた しこう、1903年(明治36年)9月5日 - 1975年(昭和50年)9月13日)》の板画作品を収蔵・展示する施設。
建物は赤レンガが多く使用された校倉造り。昭和42年~49年まで使用されたアトリエを利用。施設内には池泉回遊式の日本庭園があり落ちついた雰囲気がある。
軍艦マーチを口ずさみながら板画を彫ったと伝えられている棟方の肉筆画作品は「倭画」と呼ばれ国内だけでなく世界でも評価が高い。
館内には、版画を「板画」と称し、躍動感あふれるダイナミックな作品を数多く展示。青森が生んだ世界に誇る板画家《棟方志功》の魅力が体感できる施設となっている。