歴史
武蔵御嶽神社は、修験道の聖地である吉野地方の金峯山を指す「御岳」「御嶽」に因み、蔵王権現や櫛真智命などを祀ります。中世以降、山岳信仰の霊場として発展し、武蔵・相模にわたる信仰圏を築きました。また、式内社の大麻止乃豆天神社としても知られ、随身門をくぐり300段の石段を登ると、歴史的な建造物が広がります。
見どころ
永正8年(1511年)に建立された本殿は、東京都指定有形文化財で、宝物殿には国宝や重要文化財が展示されています。山頂からは東京都心や遠くに日光、相模湾を望む絶景が広がり、新年の初日には元旦祭が行われ、毎年3,000枚の干支絵馬が無料配布されます。櫛真智命の神徳によるご利益を感じることができるスポットです。