東京都青梅市の多摩川の清流と豊かな緑をあわせもつ釜の淵公園内にある『青梅市郷土博物館(おうめしきょうどはくぶつかん)』は、昭和49年(1974年)に開館。青梅市の郷土民具を収蔵・展示する施設。
建物内には、美しい自然にめぐまれ、由緒ある史跡と豊かな文化財をもつ都市「青梅市」に古くから住む市民から寄贈された民具類・古文書や、地域にある遺跡から発掘された貴重な考古資料等を多く収蔵、展示。なかでも青梅市柚木町に墜落した「B29のエンジン」は当時の状況を物語る大変貴重な資料として価値が高い。
また敷地内には、日本有数の規模を持つ再現された青梅新町の大井戸や、重要文化財に指定され復元移築された旧宮崎家住宅内で当時の生活に使われていた民具を見ることができる。