群馬県みどり市の自然豊かな環境にある『陶器と良寛書の館(とうきとりょうかんしょのやかた)』は、旧勢多郡東村出身の実業家、松嶋健壽(1914年から1955年)の生家と収集したコレクションをみどり市に寄付を受け開館。日本や東南アジアの陶磁器、良寛の屏風・掛軸を中心とした美術品を収蔵・展示する施設。
松嶋健壽氏の生家を利用した建物内には、1階は陶磁器コーナー、2階は書のコーナーで構成。常滑焼・有田焼・九谷焼など日本各地の陶磁器や、「宋胡録」をはじめとする東南アジア中国・韓国・東南アジアの陶磁器約1,000点を収蔵。その中から常時150点を展示。特に寛書の扇面1点と掛け軸(復刻版)4点は大変貴重な美術品として知られている。