群馬県利根郡みなかみ町にある『雲越家住宅資料館(くもこしけじゅうたくしりょうかん』は、明治20年(1887)に建てられた農家をそのまま保存・公開及び生活用具を展示する施設。
明治20年(1887)に建てられた木造2階建て、茅葺きの江戸末期の建造物は、重要文化財に指定。昭和55年に、84歳で亡くなるまで自給自足の生活を頑固に貫き通した仙太郎さんの家は、豪雪に耐え、厳しい山村生活の歴史を物語る外観は明治時代の暮らしぶりを想像することができる。
家の中には、当時実際に使用していた農機具、生活品や、資料約4000点を展示。特に約2500点の物は、この家にしか存在しないという大変貴重なものばかり・・・・。
自給自足の生活を頑固に貫き通した仙太郎さんの元祖エコロジストのライフスタイルを垣間みることができる。