歴史
小幡藩は元和元年(1615)、京都の二条城で「禁中並公家諸法度」布達の折、織田信長の次男信雄に小幡二万石他が与えられ、城主となりました。現在の小幡には、小幡藩邸に付属する国指定名勝「楽山園」や、江戸時代の武家屋敷の石垣・庭園など、歴史的な町並みが残っています。また、小幡城下を貫く雄川堰の水路は、かつては潅漑用水や陣屋・武家屋敷の生活用水として使用されるなど、異彩を放っています。
見どころ
江戸時代に織田氏、松平氏と250年以上続いた小幡は、二万石の城下町でした。織田氏の統治は、戦国武将・織田信長の次男信雄から8代152年にわたりました。現在も当時の武家屋敷などが現存し、江戸時代の趣が色濃く残っています。小幡の町のシンボルであり、国の名勝指定を受けた大名庭園「楽山園」は、町の復元整備が進み、悠久の時の流れを感じさせます。また、名水百選に選ばれた「雄川堰」や日本の歴史公園100選に選ばれた「甘楽総合公園」など、多くの魅力的なスポットがあります。