歴史
足利学校は、日本最古の学校として知られ、大正10年に国の史跡に指定されました。応仁の乱以降の戦乱の中でも学問を守り続け、学徒三千とも言われるほど繁栄しました。天文18年(1549年)、イエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルにより「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」として世界に紹介されました。
見どころ
足利学校は江戸時代末期に役割を終えましたが、郷土のシンボルとして市民の心のよりどころとなり続けました。平成2年には保存運動の結果、復元が完了しました。現在は、消失した江戸時代の学校の姿を復元し一般公開され、当時の学徒たちがどのような環境で学んでいたかを見学することができます。