栃木県日光市、平家追討を逃げ隠れ住んだと伝わる「湯西川温泉」の入口に立つ『平家落人民俗資料館』は、当時の民家を改築し資料館として開館。落人伝説を裏付ける貴重な資料を展示する施設。
館内には、鎧、刀剣、馬具、調度品、文庫、生活品など、落人の末裔といわれる村の家々に長い間眠っていた平家ゆかりの品々を多く展示。特に平家の繁栄を描いた「平家物語絵巻」や家の紋所である揚羽蝶の入った「蒔絵重箱(まきえじゅうばこ)」は必見。壇ノ浦の源平合戦から約800余年の現代に落人伝説が蘇る・・。
また、休憩場もあるので見学後にゆっくりと湯西川温泉の歴史を思い浮かび、ゆっくりくつろぐのもおすすめ。湯西川の家々に代々残されてきた平家ゆかりの品を見学しに是非訪れて欲しい資料館です。