戦国時代の名将・武田信玄で知られる甲斐武田氏の発祥の地、茨城県ひたちなか市の武田地区にある『武田氏館(たけだしやかた)』は、甲斐武田氏発祥に関係する資料及び武田遺跡出土資料を収蔵・展示する施設。
甲斐武田氏発祥の地であることから、昔の絵巻物などを参考にして,中世の武士の館を再現したのが「武田氏館」。館の正面には門、板塀堀。主屋、納屋、厩で構成。1間が7尺(約2.1m 、一部8尺)間隔で柱があり、主殿と玄関をつなぐ中門の張り出しになっているのが特徴。これは主殿造りと呼ばれる建築方式である。
施設内では、甲斐武田氏発祥の地・武田地区の歴史に関連する資料や、甲冑などの武器・武具類を見ることができる。