歴史
潟上の誇り・牛尾神社は792年、出雲大社より勧請され大国主命などを祀る古社です。1901年に再建された拝殿には、順徳上皇の物語絵や鯉の泳ぐ姿など精巧な彫刻が施され、当時の名工たちの技が息づいています。樹齢千年の御神木は子授け・安産の信仰を集めています。
見どころ
能舞台は県の有形民俗文化財で、国仲四所の御能場に数えられます。能面「翁面」や「三番叟面」が保管され、毎年6月には例祭宵宮薪能が奉納されます。社殿の彫刻は再建に伴い、霊獣や動物、物語風の人物が様々な場面で描かれ、優れた名工の作品が見事な存在感を放っています。