歴史
久遠寺は、山梨県南巨摩郡身延町にある日蓮宗の総本山であり、文永11年(1274年)に波木井実長によって建てられました。日蓮聖人が西谷に草庵を構え、法華経の読誦・流布や信徒教化、国土安穏を祈念したことから、久遠寺は日蓮宗の重要な聖地となっています。
見どころ
久遠寺は、門前町が三門まで続き、東谷・西谷には数多くの宿坊があります。境内には本堂、祖師堂、仏殿、五重塔などの大伽藍が広がり、本堂の地下には国宝や重文などの寺宝を収めた宝物館があります。日蓮聖人が入山し西谷に庵室を構えた鎌倉時代から、全国から多くの参詣者が訪れています。