金沢市立安江金箔工芸館は、金箔職人であった安江孝明氏(1898~1997)が、「金箔職人の誇りとその証」を後世に残したいとの思いから、私財を投じ金箔にちなむ美術品や道具類を収集し、北安江の金箔工芸館で展示したことが始まりとなっています。
金箔に関する美術品等を展示し、紹介しています。
金箔は、製作用具が昭和46年(1971)国の重要民俗資料に指定、また昭和49年(1974)に伝統的工芸品産業の振興に関する法律(いわゆる「伝産法」)が施行されると、昭和52年(1977)に「金沢箔」として指定伝統的工芸材料となっています。