富山県中新川郡立山町にある『立山カルデラ砂防博物館(たてやまかるでらさぼうはくぶつかん)』は、東西およそ6.5km、南北およそ5.0km。立山火山の崩壊と侵食によってできた「立山カルデラ」の歴史や人と自然の関わりを広く紹介する施設。
火山活動と浸食作用による独特の自然をもつ日本でも有数の大規模崩壊地「立山カルデラ」。切り立った断崖で囲まれ荒々しい崩壊地が特徴。日本一の暴れ川「常願寺川」があり有史以来幾度となく洪水をもたらし常に富山平野に脅威を与えていたことでも知られている。
館内では「立山カルデラの自然と歴史」及び「砂防」の二つのテーマで構成。立山カルデラを再現した大型ジオラマ、工事用トロッコ列車の実車を2つの展示室にて公開。また「崩れ」と、「立山カルデラ大地のドラマ」をCGで再現。3Dハイビジョン映像で迫力の歴史的瞬間を見ることができる。