富山県富山市にある『廣貫堂資料館(こうかんどうしりょうかん)』は、江戸時代より全国的に知られる「富山の薬」。今現在の製薬に影響した富山の薬売りの300年を越える歴史を紹介する和漢薬を中心に製造する配置薬の老舗として知られる医薬品メーカー「廣貫堂」が創立した企業博物館。
富山は藩政時代から「越中売薬」が有名。今現在の配置家庭薬の元祖と言っても過言ではない。館内には「越中富山の薬売り」の歴史がわかる貴重な資料を見るだけでなく直接触れることも可能。
その他映像で売薬の歴史や製造工程を解説するコーナーや、富山のくすり及び薬膳の食材を配合した飴やお菓子を販売するコーナーなど盛り沢山。楽しみながら富山の製薬を学ぶことができる施設となっている。