岐阜県瑞浪市にある『瑞浪市化石博物館(みずなみしかせきはくぶつかん)』は、1974年に開館。中央自動車道工事の際に採集された化石や市内各所から採集された化石約25万点以上を収蔵・展示する全国でも珍しい化石専門博物館。
施設周辺は、かつて湖や海。新生代第三・第四紀(2,000万年 - 1,500万年前)の瑞浪層群と呼ばれる地層が広く分布。貝・魚・ほ乳類・植物などおよそ1500種類の化石が発掘された場所。
館内には、瑞浪出土の化石のほか全国および世界の化石約3000点を展示。特に子供たちに人気の海の哺乳類であるデスモスチルスの骨格標本は迫力満点。施設のシンボルとなっている。また昔の地下壕として利用して作られた全長なんと270mある神秘的な「地球回廊」など見所が多い施設となっている。