福井県福井市の《福井城本丸》の北約400メートルの場所
に位置する国の名勝に指定されている『養浩館庭園』。旧
福井藩主松平家の別邸として当時は《お泉水屋敷》と呼ば
れていたと伝えられています。★米国の日本庭園専門雑誌
『数寄屋リビング(ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガ
ーデニング)』に2008年度ランキングに選ばれた以降常に
第3位に選ばれている評価の高い日本庭園。
『養浩館庭園』の歴史は、明暦2年(1656)頃、第4代藩主
《松平光通》の側室が屋敷にて、《松平直堅》)を産んだ
と伝えられています。その後敷地内の建物の拡大と縮小を
繰り返し、明治になってから《養浩館》と当時所有してい
た元藩主の《松平春嶽》が名付けたと伝えられています。
現在敷地内には、当時の生活を思い浮かばせる貴重な《建
造物、池、玉砂利・石組・樹木》を見ることができます。