香川県小豆郡土庄町にある『平和の群像』は、戦争での教訓から平和を願う気持ちを込め1956年(昭和31年)に建設。1954年(昭和29年)に公開された映画「二十四の瞳」の原作と映画をモデルとした女性教師と12名の生徒から成る群像。
第二次世界大戦の終結から7年後に発表。自身の戦争体験を軸として戦争が一般庶民にもたらした数多くの苦しみや悲しみを描いた壺井栄の人気小説『二十四の瞳』・・。群像は分教場へ通う12名の生徒たちが、「おなご先生」を取り囲むシーンを再現。小豆島の海の玄関口・土庄港すぐにあり島へ訪れる人をやさしい瞳で出迎えてくれる。
その他、像の正面には「平和の群像 内閣総理大臣 鳩山一郎」と書かれた本人の題字や、終編には「オリーブの女神像」や「オリーブの歌」歌碑など見所スポットが多くある。